今日は、文教大学教育学部教授 藤森裕治先生をお招きして、私たちの授業力アップ研修を行いました。
全クラスを訪問していただき、午後の研修会で触れていただきました。
その中でも、2年2組の国語の授業を研究授業として全員で参観しました。
今日の2年1組は、「ねこのこ」という詩を、相手に様子が伝わるように
自分なりの読み方で音読してみようというテーマで授業は進みました。
まず最初、先生が二通りで読みます。
そこで、「①と②、様子が分かるのはどちらの読み方だった?」。
①と②と線上は迷ってます で、名前のマグネットを貼りました。
「では、どういうところで決めたのかな? その理由を書いてみようか」と先生が言うと・・・、
みんな一生懸命書き始めました。
書き終えると、「それを意見交換してみよう」と次の活動に移ります。
お互いに意見交換をして、相手の良い意見を吸収する子どもたち。
それを活かして、次は相手に様子が伝わるように自分で考え、音読してみます。
音読なので聞いていれば、一人ひとりが読み方を工夫しているのが、よく分かります。
「では、それを何人かで発表し合ってみましょう。」
校長先生もしっかり聞いています。
そこで、良い点、もっとこうした方が良い点をアドバイスてもっと良い読み方を追究しました。
全体の場で何名もの子が発表してくれました。
先生も目をつぶって聞き、どんなねこのこなのかを想像しているようです。
「はい!!」
これは自分が発表したいのではなく、その発表に感想を言いたい「はい!!」なのです。すごいな!
今日は、詩から想像する、言葉からイメージを広げていくという詩の楽しみ方を学んだ2年1組の子たちでした。
この授業を基幹にして、藤森先生からご指導をいただきました。
ワークショップ形式で、分かりやすく、楽しく、詩的言語表現について教えていただきました。
「学校は関わる場であり、協働の学びは関わりの学びである」というお言葉が私は心に残りました。今日の2年1組の授業でも、たくさん関わり合っている姿を見ることができました。学校でなければできないことです。
授業を提供してくださった2年1組の皆さん、そして、ご指導くださった藤森裕治 先生、ありがとうございました。
今日も、お邪魔しました!