大町市立大町北小学校
〒398-0002 長野県大町市大町5806-8 TEL:0261-23-0190 FAX:0261-22-0740 E-Mail:kitasho@kitasho.city-omachi.ed.jp
 

コミュニティースクール通信とは


みなさん、こんにちは!

コミュニティースクールの活動について皆様にもっと知っていただきたく、
2020年度2学期より、学校のホームページに
 ●コミュニティースクール通信
:活動の様子やお知らせを発信していきます!
 ●ボランティア募集:
学校支援ボランティアの募集情報を発信していきます!
というメニューを新設し、
情報発信させていただくことになりました!

コミュニティースクールとは子どもたちのために、

学校・地域が組織的・継続的に連携・協働していく仕組み
です。
私たちの地域で
どのような子どもたちを育てるか、
何を実現していくのかという

目標やビジョンを共有し、一体となって子どもたちを育む
「地域と共にある学校づくり」を目指しています。
よろしくお願いします!!!

 
コミュニティースクール日誌
1234
2023/11/27

11月の北小カフェ

| by サイト管理者

11月6日の北小カフェのレポートです。

立冬間近、今年は晴れた日が続きます。紅葉も山すそまで降りてきました。

今月はスマイル月間、いろんな行事が目白押し、隣の教室ではマリーゴールドを使った草木染、体育館では車いす体験が行われています。

今回は9人、途中で帰る人、途中から来る人、常時いる人は6人、皆さん顔なじみなので議論が盛り上がりました。

 
 
北小ランチ

協議会の委員は前回の協議会で給食を食べていますが、委員でない人は給食を食べる機会がありません。今回ボランティアの人も食べてみたいということからランチ会を企画することにしました。時間は10時から2時間、お昼を食べて解散ということになります。実際12月でやってみようということになりました。12月の北小カフェは4日の予定で、10時からカフェ、12時からランチになります。カフェのみ参加の方は12時で終了になります。皆で給食を食べながら語り合う、新しい形式に新しいアイディアが出ることを期待しましょう。

 

 落ち葉掃き

今年も北部包括支援センターの方がボランティアで校内の落ち葉を片付けてくれました。

今年も10名くらいの方が来てくださいました。ありがたいことです。
学校は敷居が高いといわれています、北小カフェがあるから来てくださいと言っても、簡単には来てくれません、なじみのある人しか来ないのです。こういうボランティアで来た時にカフェをすれば寄ってもらえるかもしれないという意見が出ました。確認したところボランティアの人は皆忙しく、今回はその余裕がないとのことです。募集時に連絡をしておかないと無理とのことでした。次回に検討したいと思います。

 

 お茶の報告

ボランティアの海川さんからクラブ活動で行ったお茶の報告がありました。

16名の子供たちが1回45分で7回の活動を行いました。最初はブルーシートを敷いてそのうえで行ったのですが、やはり畳の上でやりたいといったところ、ボランティアの方から使っていない畳がないか探してもらい、使うことができたとのことであります。お菓子もアレルギーを調べてないことを確認し、袋菓子で始めましたが途中から和三盆などの和菓子に変え、茶碗も調理室にあるお椀から手持ちの茶碗に変えてやるなど本格的なものになりました。おいしいお茶とお菓子、ご挨拶ができることを目標に行っていたのですが、最終回にまだ続けたいとの声があり、大変うれしかったとのことであります。

 

 北小の跡地利用

大学の誘致という話もありましたが、少子高齢化の中にあり大学も至る所にある現状ではむつかしいとのことになり、世間にない形態のものを考えねばなりません。休日は誰もが活用できますが平日は高齢者、仕事で使う人に限られます。北小カフェを続けたいという思いはありますが、子供たちのいないところでやってもどれだけ効果があるか、考えねばならない問題ではあります。



 次回の北小カフェは12月4日(月)10時からになります。開始時間が1時間遅くなります。昼食を申し込まれた方は終了後に北小ランチになります。

 

 北小をいい学校にしよう、と思う方はどなたでも参加できます。

常連の方、お友達を連れてご参加ください。


17:04 | コメント(0)
2023/11/09

2学期の先生と北小カフェ

| by サイト管理者

 10月25日(水)に行った先生と北小カフェのレポートです。

音楽会が2日後に迫る先生にはとても忙しい時に行われました。

先生方19名、ボランティア9名、計28名で行われました。
今回は盛りだくさんで皆での討議時間が少なくなってしまいましたが、充実した1時間となりました。




 まず2年1組の担任の先生から、七夕の授業が北小カフェとコラボしてとてもいい授業になったとの報告がありました。
子供たちに七夕を教えるにあたって、短冊に願い事を書いて竹につるす七夕飾りだけでなく、この地方に伝わる七夕人形や七夕饅頭を作ってみようということで、北小カフェを使ってボランティアできる人を探してほしいと子どもたちがお願いに来ました。
カフェのメンバーは自身またはできる人を探して対応しました。結果授業は大成功に終わったとのことです。このようなケース、もっと増やしたいですね。

 

 次に校長先生がボランティア依頼のカレンダーを説明しました。職員室に掲示するのでボランティア希望の授業があれば記入してくださいと先生たちに投げかけ、それを週末に北小カフェのグループLINEに載せるので、ボランティアの方は、最新情報を見てご対応くださいとのことです。



 さらに続いて、教頭先生が魅力ある学校づくり評価シートを解説しました。学校運営協議会委員が第3者評価をすることを説明し、学びづくりと関係づくりの目標が達成できるためにはボランティアさんの力が必要なので、何卒!とお願いしました。

 

 続いて学年別のグループに分かれ、ボランティアも各グループに一人二人入って、課題やボランティアに期待することを討議しました、結果は次の通りです。

 

[1学年]

・読み聞かせで子供たちがたくさんのことを教えていただきありがたかった。

・作物の作り方を教えてもらった。

・畑の収穫でスイカやキュウリが取れ、学習や生活のご褒美として味わった。

・算数の計算やお礼の手紙を書いたり、学習にも役立てることができありがたかった。

・子供と話すことで一緒に活動できることがあれば、一緒にやりたい。


[2学年]

・九九の検定で、子供が唱える九九を聞いてサインをしてもらいたい。

・給食で出る豆腐は給食室で作っているの?という子供の声あり。栄養士の先生との学習が大切。

・味噌づくりの先生が北小カフェのメンバーにいる。

 「味噌を作ってみようの会」や「暮らし支え合い友の会」のメンバーの方。

・引き出しの多いおじいさんおばあさんたちがたくさんいらっしゃる。

・七夕学習のボランティアに参加して楽しかったが、担任の願いや思いを事前に聞いておくといいかもしれない。

 また、作成手順を知っておくともっとスムーズにお助けできたように思う。

 

[3学年]

・習字の授業で子供たちを見ていただきたい。

 用具の準備→書初めの練習(12月)・・・お手伝いの役目。

・教室から出て行ってしまう子供に対して、寄り添って見守っていただく。

・持久走記録会の監視役 コースに立って安全を確保、危険個所にいてもらう。11/8の記録会でお願いしたい。

 

[4学年]

・水源探検がとてもよかった。いいまとめができた。

・年内に大豆を使って味噌を作りたい。

 

[5学年]

・田んぼのボランティアさんのお話から、しめ縄づくりや年中行事に関するお話を聞いた。

・田んぼのロボットのお話を聞き、今年の作付についてイネミズゾウムシの害や共済の救済についても教えていただいた。

・子供の箸の持ち方や使い方の講習はできないか。

 年間の給食委員会の活動として企画し、指導について講師にボランティアさんをお願いしてクラス単位で行う。

 

[6学年]

・ことばの森さんは、去年までは新型コロナで活動できなかったが、今年からきてもらえている。

・やめてしまう人が多い麦踏みを3年生にしてもらう。 →給食で出してもらう。

・長野は体験学習が多い。地域の方(お年寄り)とのつながりが大きい。昔の話(学校の話)、地域ならではの料理、味噌作り など。 →地域性があり、人によって違う。

 しかし、先生たちは忙しいのでどこまでできるか。安曇野はシステム化されている(市内どこでも同じ)。毎年一からボランティア依頼をやらずに済む。

・農村生活マイスターや調理師会と学校とのつながりができるとWin-Winになる。

  

 以上のような討議結果となりました。




 各学年を通して、ボランティアにお願いしたいことが浮き彫りになっています。
その中で6年生の項目に出てくる「システム化」という言葉が重要と考えます。毎年同じニーズがあるものであれば、「何年生の、この時期に、こんな内容のボランティアさんが必要となる」と明記し引き継いでいけば、ボランティア募集の一からやり直すことは減るはずです。ボランティアする側もこの時期こんなボランティア要請が来ると心の準備ができると思います。「先を見据えてのボランティア活動」、進めていきたいと思います。

 

 次回の先生との北小カフェは来年2月21日(水)になります。

どんな話し合いになるか楽しみです。


07:52 | コメント(0)
2023/11/01

10月の北小カフェ

| by サイト管理者

10月16日の北小カフェのレポートです。

山が色づき初めようやく秋らしい天気になりました。

今回も10人と、常連の集まりの感があります。

 

LINEを使ったボランティア要請

そんな中でボランティアを必要とする九九、ミシンなどの授業がこれから始まることが分かりました。ボランティアするにはいつ必要かを知る必要があり、直近のスケジュールが分かる掲示板のようなものが欲しいということになりました。校長先生から次週のスケジュールを書く用紙を作り、先生方にボランティアのほしい授業を書き込んでもらい、写メにとってLINEで流すというという提案をいただきました。ボランティアできる人はこれを見て申し込めばよく、手間がかからずうまくいきそうということで、やってみることになりました。木曜日には学年会があり次週のスケジュールが決まるとのこと、このタイミングで写メを流せば最新の情報が手に入ることになり、ボランティアもやりやすくなります。

 


七夕をモデルに総合的な学習へ

今年の七夕の授業はとてもうまくいったとのこと、竹に願い事を書いた短冊をつるすのはどこでもやることですが、今回は2年生の子供たちが、北小カフェでボランティアの方々に七夕人形や七夕饅頭を作りたいので教えてほしいとのお願いをしました。ボランティアの方は快く引き受け支援授業が実現しました。七夕という行事に合わせて、それぞれにボランティアが入り一連の授業ができたということは、新しい形の成果と言えます。さらに7,8月のカフェではお礼の言葉、寄せ書きをいただくことができました。一歩進めて七夕にまつわることを集中的に取り上げ、七夕がどういうものかを教えることも大切ではないかとの意見がありました。例えば読み聞かせで絵本や紙芝居を読む、音楽で七夕の歌を教える、理科で七夕の星座を教える等、総合学習になります。同様のことはひな祭り、端午の節句などにも言えると思います。

 

「おはるか」の挨拶

敬老会で北小学校運営協議会会長が「おはるか」の挨拶をしたそうです。最近聞かなくなった方言、「お久しぶりです」の意味が込められています。私も経木を買ったわ、という話につながりおむすびを包むのに使った、今の子供たちは知っているかなとの思いが広がります。古い言葉や古い物へのノスタルジーが感じられ、同時に方言や昔の小道具なども折を見て伝えることが必要との結論になりました。

 

読み聞かせの手話とのコラボ

以前に手話の話が出ましたが、今回も読み聞かせの中で手話ができないかという話が出てきました。指導してくれる方は保健福祉事務所の方なので相談してみた結果、社会福祉協議会の田辺さんが担当ということが分かりました。こちらに相談するとよいとのことです。

 

しつけについて

補導員の方が電車通学の子供に挨拶すると、市内の子供からは返事が返ってくるが、市外に出るとそうはならないとのことです。挨拶運動の効果が出ているとのことです。

 

ボランティアの心構え

ボランティアに入るとき、授業の邪魔にならないよう事前に先生の意図を聞いておくことが重要、との意見がありました。教えるのは先生なので妨げになるようなことはできません、いかに子供たちを見守るか、子供が困ったときにだけサポートをする、これがボランティアの極意と思います。


 

次回の北小カフェは11月6日(月)になります。

北小をいい学校にしよう、と思う方はどなたでも参加できます。

常連の方、お友達を連れてご参加ください。


17:18 | コメント(0)
2023/09/29

9月の北小カフェ

| by サイト管理者

北小カフェ 911日(月)




テーマを決めずそれぞれの思いを述べた。(話題が刻々と変化)


大町中学校の再編関係

・生徒の交流が事前にあり、再編後の生徒間の関係はスムーズに見えた。

・大人(保護者)にとっては再編が馴染みにくかったような感がある。

・部活などは先生によって2校に違いがあった?が、違いを認識することが大事。

・スクールバスが2本となり、保護者の送迎が増えたように思える。そうでなくとも送迎が多くなった。

 

北小カフェ・ボランティア関係

・北小カフェ主体でテーマを決めた交流を望む。

・児童と車座になって話し合うのも面白い。

・5月の先生とのカフェで話し合った先生の困りごとの解決成果や反省をしたら、地域の学校としてもっと発展するのではないか。

 

小学校の再編関係

・再編の前に、北小のいっしょに帰ろうdayと西小の下校ボランティアの交流を望む。また、最初の会とまとめの会を行い反省や課題があると効果的である。

・大町中学校コーディネーターを招いての北小カフェをすれば、小学校再編後のヒントになるのではないか。

・北小・西小・東小にはそれぞれ池や木などのすばらしい環境があり、廃校後もこれらを守り活用する仕組みがあるといい。

 

 

上記以外にも多くの意見が出ましたが、話に夢中になり記録や記憶が追い付かず、話題整理ができませんでした‥‥


15:26 | コメント(0)
2023/09/07

8月の北小カフェ

| by サイト管理者

8月28日の北小カフェレポートです。

今回は夏休み明けの猛暑の中でのためか、イベント疲れのためか参加者が少なかったのですが、内容は盛りだくさんで充実したカフェとなりました。

 

今回も2年生の子供たちがやってきました。七夕人形や七夕饅頭づくりをお手伝いしたことにボランティアへの感謝の寄せ書きを作ってきてくれました。お饅頭はとてもおいしかったようです。子供たちとのこんな関係がこれからも続くようにしたいと思います。




クラブ活動にお茶があるのですが、なんと畳が入手できました。しかも10枚、前回の参加者が方々手を尽くして探してくださいました。最終的に、市教育委員会の応援もあり入手が実現しました。さらに、茶器も先生が出してくれて本格的な茶道ができるようになりました。

ひょうたん池の水源を探す4年生の水路見学、保護者も7名参加され、クマ追いの爆竹を鳴らしながら盛大に行われたようです。川と水路の違いを学習し、水源を見てからのひょうたん池の印象はだいぶ変わったようです。

小学校の統合の進捗状況も把握できました、今は設計を集めている段階、よいのを選んで工事入札になるそうです。意見があれば出してほしいとのことです。

 

大町の方言集が配られました。およそ100個、よく集めたと思います。意味がちょっと違うのではと思うものも・・・

案内もいくつか

・ハカリウリマルシェ2023 in 信濃大町

・自分らしく地域で暮らし続けるために ~みんなで考えようプロジェクト~

・防災食を作ろう!!

9月は世界アルツハイマー月間

公民館活動と思われるものもありますね・・・

 

 

先日の地域コーディネーター養成講座で共育展望会議の見学がありました。文科省型のコミュニティースクールでは学校運営協議会が学校運営を評価することになります。ガイドラインで示された内容が実践されているかは、毎日のように学校に来ている人でないとわかりません。そのような人のいない中では学校評価は難しいものがあります。美麻小中で行われている共育展望会議は、ガイドラインに沿ってこんな活動をしている、うまくいっている、いっていないのでこんな対応をするなど、先生方がグループになって討議しより良い方向に持っていく会議となっています。この会議は年2回行われ、協議会のメンバーが自由に参加でき、ガイドラインの進捗状況を知ることができ、学校評価の判断材料を得ることができます。共育展望会議のような会議があると学校評価がやりやすいなと思いました。

 

北小のいいところのアンケートを取ってみました。

・1位:いい仲間がいる

 1位:給食がおいしい

・3位:景色や自然がいい

先生や授業はもう少し後になりました、校長室前に貼ってありますのでご覧ください。

 

次回は9月11日、午前9時からになります。

北小をいい学校にしたいと思う方、ぜひご参加を、

無料でお茶、コーヒーが飲めます。


11:18 | コメント(0)
2023/08/24

7月の北小カフェ

| by サイト管理者

夏休み間近の7月10日の北小カフェレポートです。

北小カフェは9時からですが、前の時間に読み聞かせが行われています。今回は8名で群読、そのため多くの方に残っていただきました。今回のカフェ参加は19名、新しい方が2名参加くださいました。

前回2年生のこどもたちが七夕の学習支援のお願いに来ましたが、七夕飾りや七夕人形の学習ができたことで、今回はそのお礼にやってきました。こうやって対話できることは大きな成果と言えます。

 
荒井前教育長が今週ひょうたん池の水源地探索に行くという、大町温泉郷から扇沢方面に行くが、今年はクマの出没が多い、爆竹を鳴らすなど警戒していくが、事前に騒いでクマを追い払ってほしいという要望がありました。

 

最近の子面たち、スクールバスや自家用車の送り迎えで道草が食えない、という意見がありました。昔は道草を食うのが当たり前で、自然に触れ合うことで花や木の名前を覚え、虫などを取って遊ぶことができたといいます。しかし今はそれができない、代わりになることを考えてあげないといけない、そこで自転車を使ったオリエンテーリングが提案されました。宝探しの要素を加えて学習効果を高める、とてもいいアイデアと思います。楽しかったこと、子供の頃の思い出は貴重な体験となって記憶に残ります、そんなことのお手伝いはボランティアの重要な仕事ではないでしょうか。

 

学校の授業にクラブ活動があります、子供たちの要望を聞いて講座を開設するのですが、先生にできないものはボランティアに頼らざるを得ません。お絵かきや、お茶などが該当します。どちらも北小カフェのメンバーにできる方がおり対応をお願いしました。特にお茶は床にブルーシートを敷いて行っているということで畳が欲しいという要望が出ました。とはいえ学校には畳を敷いた教室がなく、廃棄になる畳をもらってきても置いておくところがなく、あっても都度並べるのは時間がなく労力も必要でむつかしい課題となっています。本格的な茶道なので畳の上でやらせたいとは思うのですが・・・。(しかし、現在は解消しています。)

 

以前北小カフェのあとで授業参観しては、という意見がありました。今回数人の方がやりたいということで6年生の理科を見学しました。光合成の実験で、日に当てた葉と当てない葉のでんぷんができているかを比べてみる実験です。積極的にやる子、おっとりやる子、いずれも面白いと言ってくれました。ボランティアはいませんが先生一人で準備から実験指導まで大変な作業であることを実感しました。

 

次回は8月28日、午前9時からになります。

北小をいい学校にしたいと思う方、ぜひご参加を、

無料でお茶、コーヒーが飲めますよ


16:50 | コメント(0)
2023/07/12

5月 6月の北小カフェ

| by サイト管理者

蒸し暑い日が続き、雨天の中にもいよいよ夏の気配が近づいてきました。

6月26日の北小カフェレポートです。

 

今回はカフェに二年生の子どもたちが七夕の学習に来てくれました。


大町の伝統的な七夕祭りについて、食べ物や七夕人形について質問があり、カフェのメンバーがそれぞれの体験を話しました。

 

大町含む松本地区では七夕に紙、或いは木製の織姫・彦星の人形を軒下や縁側などに飾ります。
また、七夕まんじゅうを作って食べる家も多くありますが、まんじゅうではなくお餅だったり、おやきだったりすることもあり地区や家によって細分化されていることが解りました。
カフェのメンバーだけでも様々な体験談が飛び出し、子どもたちが帰った後も暫く七夕談義は続きました。

今は人形の職人さんも減ってしまい、七夕人形を知らない子も増えているようです。
そんな消えつつある伝統が『在った』ということを残していけるのも、地域のつながり、世代間のつながりの良さであると感じました。

また、カフェメンバーの海川さん(海じー)の提案により、メンバーの家にある七夕人形を北小に飾ることになりました。

既に低学年棟と校長室前に飾られています。校長先生からも紙人形のご提供を頂きました。北小にお越しの際は、是非ご覧ください。





更にこの日は大町保健福祉事務所の方が2名おいでになり障がい者福祉、特に聴覚障がいの方とのコミュニケーションと手話についてのお話を伺いました。

『共生社会実現のための手話講座』を年に50回ほど開催されているそうで開催日は受講希望者によるそうです。

ろう者の方はコミュニケーションを求めている方も多く、手話が身近なものになっていけば障がいの有る無しの壁を越えてつながりの持てる社会に近づいていけることでしょう。

このお話を受けて、北小での福祉との関わり方の現状について様々な視点で意見が交わされました。

音楽会で歌詞を手話で表現することがあったり、読み聞かせの際に障がい者福祉に関係する選書をする期間があったりと北小には既に学習機会が複数取り入れられていることを知ることができました。

それらを今後も、維持、発展させていけたら、より人々に優しい未来の礎になることと思います。

 

もう一つ、盛んに話し合われたテーマは掃除の見守り・お手伝いボランティアについて。子どもたちの掃除への向き合い方の変遷です。こちらは子どもたちのプライバシーにも関わりますので詳細は書き控えさせて頂きますが、自立心や思春期、反抗期の入り口で多様な価値観や不安定な感情に戸惑う子どもたちの様子を伝え聞くことができました。

お掃除の見守り当初は真面目に取り組む子はほとんど見られなかったものの、次第に自分から取り組む子が増えていったそうです。

多様な大人たちの見守る視線や信頼、寄り添いによって子どもたちの心の安定が図れるのであれば、大人たちの関わりはとても意義のあることだと思います。

先生方や子どもたちの反応を見ながら慎重に考えて行動して行かなければならないテーマですね。

  

次回の北小カフェは710日、午前9時からになります。

どなたでもご参加頂け、事前申し込み等は必要ありません。

是非、お気軽に足をお運びください。

 

 


 

引き続き5月22日の北小カフェレポートです。

今回は13名と少なかったのですが、新しい人が2名参加いただきました。

 

学校運営協議会長である海川さんは読み聞かせの中で紙芝居を行っておりますが、昔話やおとぎ話をする中で子供たちが童謡を知らないということに気づき、童謡や唱歌の題名の乗った一覧表を配り、1年かけて教えていきたいということを話されました。下校時や給食の時間などに流すことで聞く機会が広がります。伝統的な歌を教えることはとても意義のあることだと思います。

 

ボランティアについても、話題になりました。先生との北小カフェを受けて郊外活動のボランティアの重要性が高まっています、

初参加の一人に前教育長の荒井さんがおり、以前から北小にあるひょうたん池の水はどこから来るかを題材に、水源地をたどる活動をされています。3年生の校外学習になりますが、山の中を歩いたり、崖を下ったりなど、危険な場所も多いためボランティアの方の助けが必要とのことです。

クラブ活動でもボランティアは必要です、お茶など先生が対応できないものもあり、外部の方の応援が必須です。




一方でボランティアの方は登録が必要です。万一に備えて保険を掛けるからです。事前に登録をいただき、1年間有効の保険を掛ける。今現在、北小カフェに参加してボランティアをしてもらうケースが増えています。いつでも申し込める体制を作るのが事務局の責任と痛感しております。北小カフェの参加者はボランティア登録がされるという風土を作っていきたいと考えております。


15:37 | コメント(0)
2023/06/07

先生と北小カフェ 1学期

| by サイト管理者

 去る517日水曜日の放課後に『先生との北小カフェ』が開催されました。

 

 今回は校長先生の思いもあり、学年ごとにどんなボランティアが必要かを明確にしようということで、始めました。
学年ごとに用意された卓に分かれ、北小カフェに参加している地域の方々がお話を聞きます。

勿論、いつものお茶やコーヒーとお菓子も一緒です。

 

話し合いで出てきたご意見やご要望、先生方や地域の人たちの想いをまとめてみました。

 

 

1学年】

○先生方

・大町を味わう、土地の食べ物を給食にもっと取り入れられると良い。

○地域の方

・水の学習で水質や汚染について学び、自然を守る大切さや方法を子供たちに知って欲しい。

・草木染めを取り入れ楽しんで欲しい。

 

2学年】

○先生方

・算数での子供たち個人の学力差があるのでサポートがあると良い。

・子供たちの検定を見てくれる人がいると助かる。

 九九、縄跳び、けん玉等・・・・・・。

・見守りボランティアに来て欲しい。

 地域探検、木崎湖船遊び、音楽会の合奏等・・・・・・。

・よもぎ団子を作るので手伝って欲しい。

○地域の方

・大豆を使った何かができないか。

・童謡・唱歌や伝統的なことをもっと子供たちに身近に感じで欲しい。

 

3学年】

○先生方

・お習字の見守りや片付けのお手伝いをして欲しい。

・子供たちの音読を聴いて欲しい。

・掃除を手伝ったり見守ったりしてもらえれば子供たちの掃除に向かう気持ちのハードルが下がるのでは・・・・・・。

・見学などに一緒に付いてきてくれる大人がいると安心。

・児童会等も見守り、お手伝いをして貰えるのなら助かる。

 

 

4学年】

○先生方

・お掃除のボランティアが欲しい。特に学年が上がり掃除の仕方も低学年とは変化している。

・地域の自然を学ぶ機会が欲しい。ホタルや地層の見学等。

・伝統文化、特に松本地域独特の七夕人形や七夕まんじゅうについて触れる機会があるといい。

・段々と行事を行えるようになってきたので音楽鑑賞会等、できることを増やしていきたい。

・大豆を使った料理、味噌作りがしたい。

○地域の方

・音楽アンサンブルをやっているので学校で演奏を聴いて貰いたい。

 

5学年】

○先生方

・田んぼを手伝って欲しい。田植え、稲縛り、稲刈り等。

 みんなで収穫祭をしたい。

・書写や家庭科の見守り、アドバイスできる人がいれば・・・・・・。

・コロナ禍でスキーの経験がない子が多いので、子供たちに教えられる人がいれば協力して欲しい。

・社会の授業で、水産業や林業、新聞記者などその仕事に携わっている人のリアルな話を聞ければと思う。

・児童会やイベントの準備で子供たちの休み時間が潰れてしまうことがあるので手伝って貰えると嬉しい。

・看板の花紙作り等。

・クラブ活動の外部講師を探している。

・逆に子供たちが地域に必要な場面があれば情報交換し、参加できるような仕組みがあると良い。

 

6学年】

○先生方

・お掃除の取り組みが難しい子がいるので、見守り、一緒にお掃除をしてくれる大人がいると助かる。また、掃除を通じて子供たちに北小の昔の姿や北小に関わってきた人たちの色々な想いを知って欲しい。

・個人個人の能力や特性、性格に差があるので個別に話を聞いてもらい、指導、お手伝いをしてくれる人がいて欲しい。

・給食の時間になっても自分たちでなかなか取り組むことが難しい。

・地域と関わりの持てる交流会があると良い。

・子供たちと地域の方の共通の話題、互いに興味の持てることを知ることで子供たちに自分たちの地域、社会の一員であると感じて欲しい。地域の人たちも子供たちの今を知ることができる。

 

【すずらん】

・農具川のお掃除、見学に見守りボランティアがいると助かる。

・子供たちに林檎やブルーベリー等の果実の収穫体験をさせたい。また、畑作りも一緒にできると良い。

 

 

 全体を通して、ボランティアの研修や立ち位置の明確化、ボランティアの集め方や告知に関するお声も頂きました。

 

 今回話し合われたことは北小カフェで共有され、早速お習字やお掃除のボランティア活動が始まっています。先生方も地域の人たちも、より良い北小の在り方や子供たちの生活のために様々な想いや考えを持っていることは同じです。異なる立場の人たちが和気藹々と意見を交換することで新たな可能性が開ける、そんな希望が感じられる『先生との北小カフェ』となりました。ご参加頂いた先生方、ありがとうございました!また、今回参加されなかった先生方も、日々北小の子供たちのためにご尽力頂き、ありがとうございます!

 

 学校統合まで時間は多くはありませんが、北小の軌跡に寄り添うあたたかな『カフェ』として活動は続きます。通常のカフェは月一回程度のペースで月曜朝9時より北小多目的室にてオープンしております。参加者は様々。地域の活動家の方や市のお仕事をされている方も、なにかしらの技能を子供たちの役に立てたい方も、北小に子供を持つ普通のお母さんも、近所の人も、ちょっと立ち寄って立場を問わずに交流を持てるのが『カフェ』の良いところです。

 

 是非、初めての方もお気軽にご参加ください。

お茶とお菓子を用意してお待ちしております♪






16:50 | コメント(0)
2023/04/25

4月17日 第1回報告

| by サイト管理者

4/17今年度、第一回目となる北小カフェが行われました。

この日は新しい北小の校長先生・乾(いぬい)ゆり先生を交え、20名での賑やかな開催となりました。
例年より暖かい日が多く、桜の開花も早かった今年の四月。まだまた続くコロナ禍ではありますが、五類引き下げとなる今年度は北小を取り囲む状況も大きく動き出しそうな兆しを感じます。

 

そんな第一回目のカフェ。

乾ゆり校長先生にご挨拶を頂きました。


 

赴任して二週間になる乾校長先生が特に感じられたのは、北小の子どもたちの人懐こさだったそうです。どの子も皆、元気よく挨拶をしてくれ、話し掛けた時の反応も明るく親切。自分らしく活発な様子が感じられたことが好感触だったこと、子どもたちの歌声が素晴らしかったことが特に印象深かったそうです。

また、古い北小の校舎をみんなで大切に使っていることにも触れられていました。

総じて、北小は地域の繋がりを感じられ、その中での北小カフェの位置付けについて楽しみにしている、とのお言葉を頂きました。

 

今回初参加は6名、年度替わりでもあり全員で自己紹介、各自の経歴を再認識しました。特に、平公民館の方々の参加はボランティア募集に大きな力になると期待しております。

その後は3グループに分かれてのグループディスカッションとなりました。

それぞれ話題になったのは・・・・・・

 

1グループ

 今年の一年生は1クラスの人数が多いのでボランティアの手を借りたい。

 大町から人が減ってしまう原因について良好な子育て環境が必要である。

 公民館等を活用した子どもたちの催しや育成環境の充実は計れないか。

 障碍を持つ子どもも参加できる学びの場を広めたい。

 教科書に載る童謡・唱歌の数が少なく寂しい。日本の文化として継承していく機会を作っていきたい。

 

2グループ

 地域に愛着を持って貰うための活動に子どもたちも関わりを持って欲しい。

 伝統的な農法と平行して、最新の先進技術を知って貰い、旧来の農業のイメージを払拭していきたい。農業にかっこよさや未来を感じて欲しい。

 

3グループ

  小学校の統廃合について、ボランティアやカフェの活動をどう繋いでいくか。

 コロナで中止になった行事や習慣を取り戻すのは難しい。新しく出発するために何ができるか。

 北小の校舎の活用に関する夢。

 
・・・・・・等の話題でした。

どのグループも初回から内容の濃い話し合いができたようです。

 

また、全体での議論としてボランティアの募集等に『すぐーる』をより活用していきたいこと、ボランティアの名簿を一新して閲覧、参照しやすくしよう等の提言が昨年度に引き続きありました。そういったシステム作りも早急に進めていきたいですね。

更に、大町市全体の催し物や行事に関する情報へのアクセスや一覧性への言及もありました。

一人一台に情報端末のある時代。子どもたちが子どもでいられる時間はあっという間に過ぎていきます。北小もあと三年で閉校となります。それまでの時間も、北小と子どもたちと地域を繋ぐお手伝いができますよう、北小カフェも情報ツールを積極的に活用していけたら、と思います。

  

次回、北小カフェは5月22日となる見込みです。ささやかながら飲み物とお菓子を用意しております。

お気軽に足をお運びください。

 また、5/17() 15:30より先生とのカフェも予定されています。


今年度も北小カフェをよろしくお願いします。


09:58 | コメント(0)
2023/03/17

3月13日 今年度最後の北小カフェ☕️

| by サイト管理者
今回は、今年度最後の開催でありました。

普段ご参加頂いている参加者のお母様がご登場、そして年度末、何かとご多忙である校長先生にもご参加頂き17名の方々にご参加頂き感謝感激でありました!



先ず冒頭では、校長先生より「子どもの夢と未来の創造・経営ヴィジョン」のお話を30分程お聞きしました。

◎目指す子ども像→学び続ける子ども
◎学校目標→かしこく なかよく たくましく
◎教育理念→未来を創る子どもの今を見つめる学校づくり
◎教育課題→考える力・協働する力の育成◎個別最適化を意識して、教育活動を実践する

※これらの事を実現していく為の2本の中心となる柱として…
重点①学びづくり
内発的な動機づけとなるW型、特にWitch型の学習問題を据え、対話活動の充実を図っていくという話の中で…

実際に職員研修で行った内容漫画「ドラえもん」の主人公は誰?「ドラえもん」or「のび太」か?
という質問がお題であった。
その結果、大半の先生方が「のび太」であり、ごく僅かでドラえもんであったと。
タイトルが「ドラえもん」なんだからドラえもんでしょう。
「のび太」と答えた大半の先生はのび太が居なければ、のび太というキャラクターだからこそ、ドラえもんが居るのでは?という事であったと。
共にそれぞれの返答に意見がしっかりある。
正解は一つではないが、考える過程で、このテーマから入って考えると、自然に主人公とはどういう存在なのか?を無意識に考えている。
そして、Witch型の有効性を感じ、それを出している授業に、今後力を注ぎたいと話されていました。

又、ある学年の社会の授業では、とある写真を見せて、場所も何も告げず「ここは市街地or郊外?」と投げ掛け、それぞれそう思う理由を対話して考えさせる学び作りをして、大変有効性の高い反応が得られたそうです。

その他にも下記のような話がありました:
★昨年度より4年生で取り入れている「こすもすさんと交流しよう!」を大単元として、あるリンゴ農園で一人一本を任され、育てていく過程から、様々な学びを得ているそうです。
そのリンゴは、ただ作って終わりではなく、文字を入れてお年寄りに届けたい。そして、キロ○○円と先に契約して始まった授業。
その過程で、赤字・黒字を考える算数の授業となり、周知ポスター作る為に、国語や図工の授業も学ぶ良い機会になった。

北小カフェwith先生での話し合った内容を抜粋しながらご紹介。
(詳細は2月22日の記事をご参照ください)
新1年生が入学したらすぐに見守りボランティアの方々にお願いしたい。常に付きっ切りでなくても良く、活動内容によって配置されると良い。

先日立ち上げた北小カフェグループLINEや、すぐーるも返答する設定で活用したら良いのでは?
西小では下校ボランティア委員の皆さんはすぐーる活用中。全体には一斉メールなどで周知している。
美麻小では一般の方々でもすぐーるをとても活用している様だ。

先生方がボランティアの方に依頼及び相談しやすくする為に、4月頃に一斉に、先ずは保護者向けに、ご自身はどんなお手伝いが可能か?などを記載頂く用紙を配布し、書けたらそのままファイリングしたら先生方も手間要らずで情報共有出来るのでは?
又、その記入用紙では、その方のご家族や、知り合い、友人の友達などの情報も含めてご記入頂く事を依頼。
あるいは、市で行っている市の出張講座という登録と、市の生涯学習課(有料、無料その都度)に於いてリーダーバンクを利用するのも良い。

学校で、あるいは各学年、学級でボランティアを必要とする月間予定や、週間予定をわかる範囲で記載と、ボランティアの方々も予定立てやすいのでは?

自治会長、隣組長たちの負担が多く、地域によっては、もう年だからと言っては若い方にばかり責任を追わせる地域もあれば、若い方に任せ切れないという理由で働き盛り世代も不満げな方も多い。

地域と行政間の思いにズレが生じている。

北小カフェを運営して来た側である中村、服部は諸事情により4月から既に参加が難しい。本来北小カフェは、私たちが居なくても、その日に集った方々と自然に和気あいあいと楽しめ、充実した時間が得られる良い場所であって欲しい。
何故なら、当日参加された方々全員が素晴らしい主役ですから!!

今年度の最終日にも、1年間の思いがたっぷり詰まった、とても素敵な時間を過ごせたのではないでしょうか☆



これまでの話し合った内容を、そして今回の総まとめを更にバージョンアップ出来るところから、新年度への期待を胸に次回開催へ繋げて行きたいと思います。

1年間大変お疲れ様でした。
有難うございました。

次回北小カフェの日程は、まだ未定ですので、後日改めて連絡致します!

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